めもる

日常のメモ

決定的に何者にもなれない私へ

文章は澄み切った朝に書かなければならない。

 

夜は感情が混沌として、1日できなかったことや辛かったことの愚痴しか出てこないから。

起き抜けの頭は最高。今日1日何しようかなと言う希望に満ちている。

 

いわゆる「何者にもなれない」病に長年罹患している。

 

理想の自分はこうであるのに対して、実際の自分は行動を起こしてすらいない。

例えば、役者になりたいのに芝居を練習しないみたいなことが起きる。

私は役者になりたい訳ではないけれど、役者になって何を手に入れたいのかをよく考えなければならない。

芝居をしたいから役者になるのと承認欲求を満たしたいから役者になるのでは求めるものが違うから。

芝居をしたいのであれば、演技をする職業に就く必要があるが、

承認欲求を満たしたいのであれば、映える写真をインスタにあげる方がよっぽど良いのかもしれない。

 

声優になりたいとか、タレントになりたいとかそう言う「何者かになりたい」子を大人が必死に止めるのは、

それが承認欲求からくるものだったときに相当厳しいからだと思う。

「役者になりたいなら「なりたい」と言う前に芝居をしている。」みたいなことはよく言われるけど、

本当にその通りで、本当にそれがやりたいことならもうすでにやっていると思う。

それをやっていなかったり、「職業名 なりたい」で検索するのであれば、それにはなれないと思う。

 

自分の課題でもあるのだが、自分を満たせているかと言うことは大切だと思う。

自分は親と仲が悪いわけではないが、あまり褒める親ではなかったため、

承認欲求が満たされなかったと言う思いはあるかもしれない。

自分に自信はないけど、「何者か」になれたら、親が褒めてくれて自分に自信が持てるのかもしれないとか無意識に思っているのかも。

そこを解決しないと前には進めない。何かをやりたいと思えるフィールドにすら立てない。

今度カウンセリングを受けようかと思っている。

長年のもやもやを解決したい。